冬の初めに

昨年に続き本格的にこちら新潟市に冬将軍到来のその日にブログの更新をしております。

昨年は凄まじい大雪、大寒といっていい冬でしたね。鬼将軍。今年は勝手な希望的観測、スーパー暖冬、春のような冬を予想しています。あまい、アメムチのアメ将軍。おねがいします。

このところ、冬の読書タイム充実にむけてスタッフ本棚の再整理に励んでいます。あまり目に留まっていなかった本たちを発掘、前出し。少しずつ増えてきた結果、パンパンになった棚のスリム化。その際も本棚から断捨離関連の本を探し出して、参考にしながら。

暖冬になるという希望的観測はありますが、それでも寒い新潟の冬、ほっこり温かい読書空間を更に充実させていきますのでご宿泊はもちろん、ほんの少しのフリータイムもぜひご利用していただきたいです。

良い本、大好きだった本を大掃除しながら本棚の奥に見つけてしまってまた読み始める…あるあるはもちろんここでも頻発しています。谷口ジローさんの漫画文庫本、『犬を飼う』― 僕は個人的には、好きすぎて困ってしまう作家さんの一人です。『孤独のグルメ』がテレビドラマで有名になったので知名度はありますが、散歩者の夢想もの、つげ義春を筆頭にひとつのジャンルですね。の『歩くひと』ヨーロッパだと知らない人はいない『遥かな町へ』、夢枕獏原作で作者が忙しい谷口さんに漫画化するならあなたしかいない、と頼み込んで、結局原作はこの漫画のためにあったといわれたらしい『神々の山嶺』、フランスでは神格化されてるそうです ― またチラ見しておりましたがいいですね。谷口さんの画は精緻で、美味しそうな湯気のたつ食べ物、冷たそうな痛そうな冬山の山肌など、写実的ではあるのですが、そこに思念、情感の深みが加わって豊かな表情を持つに至ってます。その表情が表現するコマのなかの空気感とその空気感とともに伝わるストーリー、メッセージ。この『犬を飼う』では愛するペットと暮らすこと、それはその最期まで看取ることでもあり、生命への責任をもつことである。沁みますよ。

読みに来てください。是非。

冬ですね。いやはや。

BOOK INN HOSTEL

新感覚ゲストハウス 新潟市中央区弁天3-1-21 菊地第1ビル4F ☎025‐290‐7322

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